四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ)

 [471]四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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第5ステージ
5月15日(土)晴後曇
第6日目。昨日の激戦を終え、当初計画したスケジュールどおりの日程で徳島へ出発することになった。今日からは進行方向が東方向から南方向へと変わる節目の時でもある。今までは西風に背中を押されての比較的楽な行軍でしたが、これからは風との厳しい闘いになることが予想される。天気予報も曇で午後からは雨が(-_-;)おまけに強風注意報が発令(>_<)
 
[2004/06/03(Thu) 12:31]

 [472]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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我々は6時15分前に起床し出発準備を整え、7時30分には本館のレストランでの朝食も済ませ、例により7時50分には出発前の記念撮影会。すぐさま高松さきかYGH後に次なる宿営地「徳島YH」へ向けての自転車漕ぎをスタートさせた。今日は余裕もあることから屋島方面のルートを止め、鳴門海峡と大鳴門橋を観光するルートに若干変更することにしていた。国道11号線を徳島目指して走り始めたが、昨日の交通量の混雑さに比べ、今日は土曜日と言うこともあり、比較的少ない交通量となっている。予報どおり風は強く向い風となっており、漕ぐペダルにも力が入る。
 
[2004/06/03(Thu) 12:35]

 [473]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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1時間ほど漕ぎ、香川県津田町の「道の駅琴林(きんりん)公園」で休憩をとる。ここでめったに買い物をしない「かいさん」が珍しく元気が出そうな「ウコン飴」を購入する。家から持ってきた補助食品「黒糖飴」が底を付いてきたからだ。
 
[2004/06/03(Thu) 12:40]

 [474]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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この四国の東の果ての小さな道の駅で思い掛けなく「阿蘇一宮町・仙酔峡つつじ祭り」の広告が掲示されているのを目にした。
 
[2004/06/03(Thu) 12:42]

 [475]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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しかもその広告の中に「チャレンジASOサイクリング大会」が案内されているではないか。「ウォ〜!」と、一瞬、「何故ここに?」と目を疑ったがまさしく熊本県阿蘇郡一宮町からの広告だ!熊本県人として嬉しくなった。「明日(16日・日曜日)が<チャレンジASOサイクリング大会>の日なのだ。「かいさん」もこの大会に一昨年から毎年参加しているのであるが、今年はこの「四国一周サイクリングの旅」と言う大事業と重なり、涙を呑んで不参加となった。明日の熊本・阿蘇地方の天候も気になるが、参加される選手の皆さんの検討を祈らずには居られなかった。
 
[2004/06/03(Thu) 12:44]

 [476]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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さて今日のメーン・エベント「鳴門海峡の大渦と大鳴門橋を観光する」鳴門市を目指す。このあたりから一段と風が強まる。「鳴門の渦潮」のごとく風も渦を巻いているようだ。風向きがショッチュウ変わるため自転車のハンドル操作が難しく、時々自転車が「ふらッ!」とふらつく。ここで「安全第一」を心がけリードしている田上さんは「鳴門海峡行きは無理ではないか?」との思いを強める。思い巡らしているうちにも自転車は確実に鳴門に近づき、11時40分、遠目では鳴門海峡大橋の一つかと思っていた橋「小鳴門橋」へ到着。
「小鳴門橋」は取材に失敗(>_<)大鳴門橋一番撮りを掲載!
 
[2004/06/03(Thu) 12:49]

 [477]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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「小鳴門橋」を渡る前に天候状況を把握するため立ち止まり様子を窺がう。相変わらず強い風が正面から吹き付けてくる。ここの判断をどうするかは田上さんを置いて他にはいない。全体の状況把握をし、色々と熟慮の上「安全が最優先!」といち早く「鳴門海峡観光は取りやめるべき!」と決断は下った。ここで「かいさん」が謀反を!ここまで来たのだ!「お〜向かいから二人連れの自転車も来ているぞ!」これが判断材料となり「ヨシ!単独でも行こう!」と簡単に決断して行動に移った。こう言うタイプが一番危険なのだ。久住山へ登山し、道に迷いそうになった時もそうだった!その時の教訓「回り道しても安全第一!」が全く忘れ去られた一瞬である。目の前の美味しい餌に飛びついた「かいさん」「大鳴門海峡大橋と渦潮」が見える場所まで約7km。「じゃ〜1時間ばかりで帰ってきますので」と「小鳴門橋」を渡り始めた。「この1時間」がその後の「かいさん」を苦しめた。
写真は大鳴門橋二番撮り!
 
[2004/06/03(Thu) 12:52]

 [478]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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「往路」は追い風で、「お〜<かいさん>にもこんな強い脚力があったのか?」と思い違いをするほど、それは本当に快速列車並みにスイスイと漕いで、「案ずるより生むが安し」と途中、強風で舞い上がり吹き付ける砂塵には悩まされたり、道路に吹き溜まりとなった砂塵にタイヤを取られる場面もあったが、おおかたは鼻歌交じりで目的地に近づくことが出来た。が、その近くから展望所までが急な上り坂となっており、観光バスなど大型の車両も結構来ている。それらと競合しながら立ち漕ぎで登らなくては約束の時間に間に合いそうに無いのだ。時間との戦いである。ようやっと登りきり駐車場に付く汗がどっと噴出してきた。と、まだ上の方にロープウェイ?が動いている。あそこまで行かないと「鳴門海峡の大渦と大鳴門橋」は見えないのか。自転車では無理なようなので、適当な駐輪場を探し、止めようとしていたら、和解警備員が「どこに行かれるのですか」咄嗟に「あれに乗って(鳴門海峡の大渦と大鳴門橋)を見に行きます」「それじゃ、あのトンネルを通って、少し下ると良く見えるところがありますよ」と教えてくれた。「ああ、助かった!」
写真は大鳴門橋三番撮り
 
[2004/06/03(Thu) 12:55]

 [479]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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再び自転車に跨り、目的地に通ずるトンネルを通り、少し下っていったら、夢の「架け橋大鳴門橋!」が眼前に!やった〜\(^o^)/遂に大鳴門橋と鳴門の大渦を制覇!」した一瞬だ。早速、バシャ!バシャ!とデジカメを操作し、写しまくり、ここで大鳴門橋と鳴門の大渦をバックに「かいさん」の写真がどうしても欲しかったので、近くの人にお願いして記念撮影をしてもらった。
写真は「大鳴門橋と<かいさん>」四番撮り!
 
[2004/06/03(Thu) 12:59]

 [480]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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まだここにジッ〜として居たいのだが、ユックリはしておれないのだ。首を長〜くして待っているであろう田上さんがちらつくのだ!「復路」は今来た道を引き返し、一目散に駆け下っていった。しかし駆け下ったのは本の一瞬(>_<)後は平らな道だが、兎に角強い風が吹き付ける。店に並んでいる広告旗が千切れんばかりにはためいている。砂塵は相変わらず吹きつけ、口の中は「もうザラザラ」だがうがいする時間も惜しみ急いだ。田上さんが待つ約束のコンビニエンスに付いたのが12時45分。田上さんと約束した「1時間」丁度で無事目的を果たし帰り着くことが出来た。「お待たせしました!」昼食も取らず待っていてくれた田上さん!お陰で無事帰ってきましたよ\(^o^)/有難うございました。帰りついた後で聞いた話ですが「昼食は何とか堪えられたが耐えられなかったのが缶ビール、グイッ!飲み干し、時間を潰されていた」
写真は「大鳴門橋」五番撮り!
 
[2004/06/03(Thu) 13:02]

 [481]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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暫く国道沿いを走ると間もなく「うどん屋」が目に飛び込む。もう店を選択する余裕は二人には無い。一目散にそのお店の中に消えていった。ここでも昨日と同じメニューを注文し、空腹のお腹を満たした。
 
[2004/06/03(Thu) 13:05]

 [482]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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店を出る頃から空模様が怪しくなり、向かい風と共に雨が「パラッ!パラッ!パラ」と落ちだした。「本降りの前に徳島入りを果たしたい」との思いで重たいペダルをがむしゃらに漕ぐ。幸い雨は、これ以上は降らず、そして「有名な吉野川だ。大きいな!」1km以上はある長い大きな橋を渡り徳島市街地へ入ることが出来た。ここから「徳島YH」までが以外と遠く感じられた。細いアップダウンのある道をラブホテルなど横目に見ながら、「徳島YH」に15時丁度到着。YHでの入館手続きを済ませ、自転車の手入れをし、以前「かいさん」の自転車が異音で頭を悩ましていた原因が漸く分かった。前輪のホークとホークの間に取り付けている「プラスチックの反射板」が犯人で、それが緩み左右に揺れている時に起きる「音」だったのだ。大騒ぎをして大修理したのは一体なんだったのだろう(――;) 「プラスチックの反射板」をリム側に引上げて固定したらその後、異音は出なくなった。メデタシメデタシ(~o~)
 
[2004/06/03(Thu) 13:07]

 [483]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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整備終了後、「徳島YH」の直ぐ目の前は美しい松原と砂浜には珍しい平べったい小石がびっしりと敷き詰められた海岸線を優雅に散策して楽しんだ。特に「かいさん」は「平べったい小石」を珍しがり、持って帰りたい衝動に襲われたが、何しろ自転車の旅だ。これ以上荷物を増やすわけには行かない涙涙で諦める以外には無かった。ここで数年前のことを思い出した。それは「かいさん」が暑い夏の日にマウンテンで阿蘇方面へ始めて遠出をし帰りが遅くなり、また家人には黙って出かけていたことも有り、大変心配をし捜索願でもと真剣に思ったそうですが、その時の思いでだ。阿蘇・赤水の手前にある大津の滝壺で珍しい石コロを発見し結構重たかったがリックに入れ、それを背負って大観望やミルクロードを喘ぎながらサイクリングしたのだ。兎に角、肩にズシリと重たかった記憶がある。その石は今どこにあるのか分からない。庭の花畑の境界石にでもなっているのだろうか。
 
[2004/06/03(Thu) 13:09]

 [484]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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波打ち際では若者がキス釣りをしている。かなり大物も釣れていた。
 
[2004/06/03(Thu) 13:10]

 [485]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第5ステージ) かいさん  
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部屋へ戻り、宿泊客は我々二人だけか静かである。夕餉を済ませ、例により「NHKの天気予報によれば…」週間天気予報でも、曇と雨マークで埋め尽くされ、これから先、天候のよい日は期待できない。定例作戦会議でも「明日以降は少々の雨でも走り続けよう!」と決定し、明日の宿営地・宍喰町の国民宿舎「みとこ荘」に予約を入れる。明日も気持ちよく着られる様例によりコインランドリーを使い洗濯を済ませ、午後10時前ベッドイン。オヤスミナサイ♪

第6日目の記録
走行距離:107.7km
走行時間:5時間42分
所要時間:7時間10分
所要経費:6,155円(ウコン黒糖525円、昼食代480円、宿泊代4,620円、
洗濯530円)
 
[2004/06/03(Thu) 13:14]











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