走行日:2001年11月4日 |
今日は目的地を山鹿に決める。せっかくなら久々にサイクリングロードでも走ろうとプラニング。
何カ所か寄り道してぽちゃぽちゃと走ることにする。
熊本市内 船場界隈の船場橋、石橋の明八橋、明十橋をカメラにおさめ自転車道スタート地点まで
0Km 熊本市島崎1丁目4 段山(だにやま)橋 | |||
市内中心部方面から来るとなんにも標識がなくてきわめて不親切な状態。 私はもともと場所は知ってるからいいようなものの。 反対車線でようやくこれを発見。 もしかしてなにやら倒れかかっていて全然見えない標識があったけどそれがもう一つのこれだったのだろうか? |
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段山橋から見た井芹川。 これの右側を北上。 しばらくは普通の道路につき自動車も走るためそのつもりで気をつけて走りたい。 |
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1Kmほど行くと自転車以外の車両は進入禁止。 やっと自転車道らしくなってくる。 とは言えバリバリ飛ばそうなんて思っちゃいけません。普通の生活道路なんですから。 ウォーキングしてる人、犬の散歩してる人、車を避けてここを利用してる人が結構いる |
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ゆうか って優香...な訳ないです。 熊鹿(ゆうか)が正解 自転車道を見失った時にはこの標識を頼りにちょと先を見てみましょう。 きっと続きがあるはずです。 |
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唯一の踏切。 ここを渡るとすぐに県道31号に合流。 |
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踏切渡ってすぐの県道31号。 本来ならここで自転車道は途切れるハズだが、なんと歩道部分が自転道。 約1Kmほどはここを我慢して走らないといけない。 で、寄り道して回避する作戦。先ほどの踏切を渡る先から橋を渡って釜尾古墳、そしてフードパルへ。 |
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やってきましたフードパル。食のテーマパーク。広い敷地に食品メーカーの建物が点在。ラーメン屋はあるしパン屋もあるしetc。それぞれがパビリオン感覚、「次はあっちの建物見よう」って感じですね。 目指すは「熊本ワイン」。一通りライン見学をして本日の目的を遂行する。 それはワインの試飲。事前のリサーチによると試飲用の樽があって4種類のワインが飲めるとか。 実際行ってみると8種類試飲でき満足。 |
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ほんとフードパルいいとこ。ワインはうまいし自転車で来た甲斐があった(...って最初から飲むつもりでやって来たの見え見え) お口直しはジェラート。10種類くらいの中から2種類選んで¥300 チョコレートやメロン、etcの中から選んだのは赤と白。もちろんワイン! さすがにロゼはなかったみたい |
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フードパルは広いし帰り道はわからないし それでも何とか自転車道を発見、再び元のルートに復帰 |
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鹿児島本線を左に見ながら進んでいくと突然階段が登場。 ここは降りて押すしかなさそう。 |
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次は下りも押して行くしかなさそう。 鹿児島本線の電車が見える。ここまで来れば植木駅が間近。 |
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でかい看板が目に入ってくる。 山鹿方面はUターン? |
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別の角度から見るとこんな感じ。右は今来た道。 そして左が山鹿方面への道。完璧に折り返しのイメージ。 熊本から来るときはわかりやすいけど初めて山鹿から来たときには気がつかなくてそのまま直進して植木駅まで行ったことがある。ここ下りだからスピード出るし。 |
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10.6Km 鐙田(あぶみた)駐輪場 | |||
折り返しと言うかスイッチバックならぬスイッチフォワードで坂を上る前にここで休憩。 ちょっと先の植木駅まで行くとトイレもあるし で、寄り道第2段 ちょっと先の県道110号を左折。 |
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1Kmほどで寂心さんの樟(くす)が見えてくる。 幹周13.3m、樹高29m、枝張60mと遠くからは森のように見える大木。 県下第2位の巨木(ちなみに最大は三角町の郡浦天神のクス) 樹下に鹿子木親員入道寂心という戦国武将の墓碑を抱いていることから寂心さんの樟と呼ばれる。 周辺は公園化され駐車場、トイレあり。 |
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寄り道から引き返してまた自転車道に戻る。 一般道を横断するときには横断歩道ならぬグリーンの横断車道が目印。 ここまではちょっとした登り。 |
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こんな感じの寂しげな道も登場。 距離的にはほんのちょっとだけど |
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17.4Km 山本橋駐輪場 | |||
県道3号線を横断するちょっと手前。 山本橋駐輪場は旧鹿本鉄道の駅舎を利用したものとある。 「ふーん、そうなんだ」と感心。でもこの時点ではさして疑問も持たなかった。 鹿本鉄道ってどこを走ってたんだろう? |
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今度は国道3号線。ここは地下道を通って国道の向こうに出る。 こういうときは自転車道っていいよね、って思う。 自転車は降りてください ってあるけどやっぱり素直に降りた方が安全でしょうね 下りはいいけどその後登りがあって途中で失速すると恐い |
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22.5Km 米塚駐輪場 | |||
ここはトイレあります。 米塚は植木町の東、植木温泉のあるあたり。 |
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ちょっと先に「ひらしま」の駅名標 なんかちょっと怪しい。文字がかすれてるにしても本物らしさが感じられない 一体これは何なんだろう |
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鉄橋の跡らしきもの発見。 これはどう見ても間違いない、鉄橋そのもの。 ...ということはもしかしてこの自転車道、鹿本鉄道のレール跡なの!? |
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みやばる駅跡とおぼしき場所 大分の耶馬渓サイクリングロードが廃線跡を利用したものだと知ってはいたが熊本のもそうだとは今まで全然知らなかった。 でもそう考えるとつじつまが合う。この道幅は電車1台分にぴったり、どうして山鹿と植木を結んで自転車道が可能だったのか? 謎はすべて解けた。後は鹿本鉄道の歴史を家に帰ってから調べるだけだ。 |
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菊池川を渡る。 かつてはここにさっき見た鉄橋がかかっていたのだろう。 ほぼ並行して走る県道198号に架かる橋が分田(ぶんだ)橋。 ここも自転車道の分田橋ってことになるんだろう。 |
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やがて山鹿市へ入る。 このあたりは方保田(かとうだ)という地区。 確か石橋があったはず |
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駐輪場過ぎてすぐ。たまたま工事中のため通れず。 自動車教習所のそば。ここが山鹿駅跡らしいと後に判明。 植木駅からここまでかつて鹿本鉄道のレールがあった。 なお工事は今月中に終わるからもう工事中の看板を見ることはないだろう。 ここから先の道は菊池川沿いに走っていてなかなかいい感じなんだけど。 |
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迂回路でやってきたのが国道3号線山鹿大橋のたもと。 ここをまっすぐ行くと3号線の下をくぐって向こうに抜けられる。 左の道はもろに橋のたもとに出る道。3号線に合流したいときはこちらを利用。 |
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3号線の道向こうはたいして何にもないんだよね などと思いつつも最後がどんな風になっているのか確かめよう。 菊池川の堤防沿いにゴールを目指す。 |
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34.3Km ゴール | |||
やがて見えてきたゴールゲート。 山鹿サイクリングターミナルはここから800mのところにある。 目の前の道路は国道443号。山鹿から柳川までを結ぶ。 |
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★ おわり ★ |
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★ 走行後期 ★ 久しぶり、多分2,3年ぶりのサイクリングロード利用でした。しかも熊本からははじめてでこれまでは山鹿からの利用のみ。 自転車だけにかぎらず車を避けて安心して利用したいと思う人の生活道路というのを随所でこれまで以上に感じとれた。 県道330号って標識をあちこちでみかけたからいつの間にか県道に昇格したんでしょうね。 この日は多くの自転車利用者とすれちがった。10人ほどのファミリーグループが楽しそうにやってくるのはほほ笑ましいものです。 さて、鹿本鉄道は大正10年に植木−山鹿全線開通、昭和40年正式廃止ということらしい。 この廃線跡のほぼ全区間が今の熊本山鹿自転道として生まれ変わった。 |
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