耶馬渓(やばけい)

走行日:2001年11月10日 走行距離:85km(+車245.5Km) 
はじめての100%県外レポ。自転車道を含めて大分・耶馬渓を走ってみる。
 
道の駅 やまくに
道の駅「やまくに」
日田から東へ約18Km、国道212号沿いの道の駅「やまくに」。
今回はここを起点に出発。スタートは9時ちょっと前。
自転車道の入口は通行止め道の駅の前はちょうど交差点。向かいのコンビニで補給食を調達し山国川を渡る。
橋の上からそれらしきサイクリングロードを発見、でもなんか通行止めみたい。
基本的にサイクリングロードは国道212号と平行に、しかも対岸側を走っているから引き返して別のポイントから合流することにする。
メイプル耶馬渓サイクルライン
自転車道の入口しばらく国道212号を走って橋が見えたら渡って見ることにする。
細い道路があれがそれがサイクリングロードだろうと見当をつけるが何も表示がない。車道にメイプル色(?)で表示してあるからなんとなくこれなんだろうな
ま、先まで走ってみるか
下郷駅跡中津方面にむかって国道、川、自転車道と3者が平行に走る。
途中、国道212号を横断して自転車道、川、国道と入れ替わり、やってきたのがここ。
下郷駅跡は休憩所になっている。
次の駅は「かきさか」だったらしい。耶馬渓町の中心部、役場とかサイクリングターミナルのあるところ。
サイクリングロードの標識   ここまで(下郷駅跡)来て初めて見る自転車道の表示。やっぱりここがメイプル耶馬渓サイクルラインでよかったんだ。正確に言うとちょっと前に国道212号を横断するときに国道側の標識には「自転車道の入口」があったけど。

最初は違和感があったけどだんだんとわかってきた。ここは「大人の味付け」なんだ。一般道との交差点にしても特別何もない。「止まれ」の標識がごちゃごちゃあるわけでもなく、ましてや障害物をおいてスピードを落とさせようということもない。熊本の自転車道がファミリー向けなのに対してここのはあまりお節介はしないスタンス。でも必要なことはちゃんとしている。トンネル内には照明がきちんと点灯しているし。
川向こうの国道を望む
山国川を眺めながら25〜30Km/Hrで走る。
対岸は国道212号
鉄橋跡の橋
かつての鉄橋跡
赤くてカーブした橋。橋好きにはたまりませんね
平田駅跡柿坂の次は平田駅。ここも休憩所あり。
ここに来る途中の柿坂と言えばサイクリングターミナル...なんですが休館中、たぶん実質的な閉館でしょう。通り過ぎてから気がついたくらいでちょっと....。
次は「どうもん」。古い地名で「青」にあるから青の洞門。
山国川と自転車道
あいかわらず山国川沿いに平坦なサイクリングロード。
川の向こう岸には国道212号。
歩道と自転車道本耶馬渓町に入り国道212号の歩道部分がサイクリングロードとなる。
きちんと自転車道と歩道の区別はしてあるけど。
フェンスにメイプル(かえで、もみじ)が描かれていてこれまでも随所に現れてきた。
これがメイプル耶馬渓サイクルライン流の自転車道表示なわけだ。
あるのは「自転車、人」の標識だけ。
青の洞門付近
耶馬渓橋
8連のアーチを持つ石橋、耶馬渓橋。別名オランダ橋。
国道212号の橋上から下流(左)にあるのが見える。
青の洞門
青の洞門
競秀峰青の洞門あたりを山国川の対岸から見る。
9つの岩山がその秀を競うように立っていることから競秀峰(きょうしゅうほう)と呼ばれる。
ここの紅葉、期待して行ったのにさっぱり。
時期が早かったのか、がっかり。この時点でもう帰ろうかなと集中力が途切れかかる。
羅漢寺橋
国道212号をちょっと引き返して国道500号に。
山国川の支流、跡田川に架かるのが羅漢寺橋。

一応、羅漢寺まで行って引き返しまたサイクリングロードを柿坂まで戻る。
県道28号で深耶馬渓まで
耶馬渓ダムの噴水サイクリングターミナル前の小さな橋を渡って県道28号へ。
ここからは登り。見えてきたのが耶馬渓ダム。
ここの県道は走りにくい。道端の白線に突起がしてあってその内側に入るようなスペースもないし。
自転車にとっても車にとってもわざわざ道を狭くするようなものだ。
深耶馬渓の紅葉
深耶馬渓付近。この先が駐車場
深耶馬渓の渋滞一目八景あたりは渋滞。駐車場は満車だし道の両側にはテントの店もならんでさながら商店街を歩いているような感じ。人がぞろぞろ、車道の半分くらいまであふれて歩いている。
でも肝心の紅葉がねぇ
県道を先まで行って玖珠町の錦雲峡まで行くも紅葉はぱっとせず引き返す。
県道28号から広域農道へ
メイプルファームロード案内鴨良温泉からメイプルファームロードで裏耶馬渓へ。
この道は車がほとんど走らない。日田方面に帰るんだったら利用価値あるのにね。おかげで自転車には走りやすいけど。...とは言え登り坂ゆえにきつい。
深耶馬渓トンネル深耶馬渓トンネル
全長1529m 98年3月完成
トンネル嫌い! でも車はほとんど走ってないし、このトンネルまっすぐだから入ったときから出口が見えて安心感はある。それでもなかなか抜けれない。さすが1.5Kmは長いよね。この間、車は3台。
県道702号(平原耶馬渓線)
後藤又兵衛の墓
農道は約4Kmでおしまい。伊福からは県道702号へ。
道ばたに後藤又兵衛の墓。
県道702号の金吉川県道702号金吉川を眺めながら、なんかこの道は好き。車は少ないし道幅も狭くはない。今回走った中で一番のお気に入りがこの県道702号。
このあたりも本当なら金吉谷と言って紅葉の名所なんだけどな。

メイプル耶馬渓サイクルライン
白地駅跡再び自転車道に戻って白地駅跡。もう道の駅「やまくに」はそこ。
民家のあるところ、かつては駅のプラットホームだったのを想像させる。
ここは往路には通っていない。
通行止めほんの少し先は通行止め。あの橋を渡ればそこはもう道の駅なのに。
たぶん橋の下あたりの自転車道が崖崩れのおそれがあるんだろう。復旧の予定とかはなさそうな感じ。
サイクリングターミナルも休館しているくらいだし。
抹茶ソフトもどってきました道の駅「やまくに」
ここでは抹茶ソフトで本日の〆をする。とにかく何とか走ったぞ。

道の駅は駐車場も満車。もともと30台くらいしかスペースがない。レストラン「練練庵(こねこねあん)」のユニークなメニューを見て、午後3時 山国町を後にする。
★ おわり ★

★ 走行後期 ★
久しぶり、多分15年ぶりの耶馬渓だった。自転車で走るのははじめて。
紅葉はちょっと早かったみたいで、多分1週間から10日後だと見事なのかもしれない。
自転車道は熊本のとはかなり味付けが違っていた。一つは鉄道跡を全面に出して利用していること。これは廃線が熊本より10年後だったことも影響しているのかもしれない。廃線跡の利用案が早い段階ででていたのかもしれない。
もう一つは、あまり親切過ぎない大人の味付け。自転車に乗る人の責任で走ってね ということだろう。

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