四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ)

 [429]四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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第二ステージ
5月11日(火)天気:晴
第2日目、今回の旅行でスタート時は必ず宿泊所の前で記念撮影を!と何時決めた訳でもないが撮ることにした。「かいさん」のデジカメはダブルシャッターボタンで一度軽く押してピントを合わせ、次に深く押し込むことでバシャリ!と撮影が完了する。その辺(こと)をホテルマンに説明し記念撮影を完了。四国上陸後、これからが本当の四国一周になるのだとの想いがひしひしと我が胸に広がりその第一歩のペダルを7時55分力強く踏み込んだ。
 
[2004/05/29(Sat) 19:37]

 [430]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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国道197号線から国道378号線を走り松山へ向かうルートだ。
 
[2004/05/29(Sat) 19:45]

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このルートを選定する時、「松山を出発すると直ぐ厳しい峠があるな〜(>_<)」「瞽女峠」一体この字は何と読むのだろう?薄学な小生には読み方がどうしても分からない。一先ず「手書き入力」で標高図に入力したが暫くの間はそのままにしておいて、あちこち辞書を引っ張り出して漸く読み方が分かった「瞽女(ごぜ)峠(とうげ)」。地名の読み方はこれから先も悩まされることになる。
 
[2004/05/29(Sat) 19:48]

 [432]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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さて、松山の宿を出ると直ぐ登り坂に差し掛かる。丁度この時間帯は通勤通学で道路も混雑しているが歩車道の区分があり歩道は下り坂となる自転車に乗った通学生達が怒涛のように押し寄せてくるので、これをかわすことは大リーガーのジョンソン投手の球を避けるのと同じ位に難しいことに思えたので、我々はこれを理由に車道を走ることに。間もなく遠くにトンネルが二つ見えてきた。そのうちの一つはどうやら人・自転車専用のトンネルらしい。早速田上さん進行方向を歩道に向けトンネルの中へ吸い込まれていく。実に綺麗で明るいトンネルだ。「これだったら歩行者も自転車を利用する人も安心して通行できるな」と感心しながら通って行った。九州の国道にもあるのはあるが、「こんなに明るかったかな?」「ライト無しで走れたかな?」とふと九州と比較してみたくなった。
 
[2004/05/29(Sat) 19:51]

 [433]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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愛媛県の人に対する優しさを感じながら、いよいよ先ほど述べた「瞽女峠」越えだ。本日のメーン・エベント登り坂標高330mの峠越えだ。と覚悟して目線を前方に向けると真新しいトンネルが近づいてくるではないか。「まさか」そうです!トンネルが開通していたのです。迷わず「瞽女峠」越えを諦め、この新しいトンネルをくぐることに\(^o^)/トンネルの長さは2500m位か。何時から供用しているかは見てこなかったがチャンと歩道もあり広くて実に明るいトンネルだ。照明もいらない位に明るいのだ。嬉しくなった!今回の四国一週ルートで四国一の難所と思われていたところだけに素敵なプレゼントを頂いた気持ちだ。車両の通行も少なく快適なトンネル走行ができた。トンネルを出て一休憩。
 
[2004/05/29(Sat) 19:53]

 [434]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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ここでトンネルを振り返ってみると「瞽女(ごぜ)トンネル」と「ふりがな」が振ってあったので「読めたのです」と言うか「思い出した」のです。実はその前に、田上さんから峠の呼び名を聞かれていたのですが、その時は「どわすれ」してしまい、思い出せずにいたのでした。「田上さん、ゴメンナサイ!」
 
[2004/05/29(Sat) 19:55]

 [435]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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と言う事で、意外と本当に早く峠越えが終わり、海岸線へと出た。そこで目にしたのが「天草ばかりが海じゃなかばい!」と海岸の景色、海の美しさに目を奪われながら「道の駅ふたみ」や「伊予五色浜公園」などに立ち寄りながら、松山ルートを堪能した。写真は「道の駅ふたみ」にて♪肥後の国にも「ふたみ(二見)」と言う地名はあるが伊予の国の場合「ふたみ」「双海」と書く。
写真の「ゆうやけこやけ」はこの国道375号線付近を「ゆうやけこやけライン」と呼んでいるらしく、おそらく夕焼けが綺麗な場所だろうと思われます♪
 
[2004/05/29(Sat) 21:00]

 [436]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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松山道後温泉駅前に着いたのが懐古調時計塔の針が正午頃を指していた。例により早速記念撮影のタイムです。時計の針からしてソロソロお昼時です。どこぞかの食う場所を選定しなければと後観光案内所で地図を手に入れ、四国と言えば「うどん」うどんと言えば何故か「讃岐うどん」が定番のようで、地図で紹介されている「うどん店」へ少し迷ったが到着。そこには順番待ちの人が入り口前に行列!行列が出来るくらいに美味しいのならば、とその行列の一員に加えてもらうことに!その前にお店の中に入って記帳登録を済ませて置かなければならなかったようで、そこは田上さん手際よく済まされていた。グループの人数の関係か前のグループには悪かったが、より早く店内へ案内されたところが2階で、「お客はマバラ!こりゃどう言うこっちゃ!」「まぁ〜いいか!二人が早く案内された分、得したような気分だ」注文は「味噌煮込みうどん」やはり美味しい。何一つ残すことなく平らげ満足♪田上さんは追加注文として「じゃこてん」を肴にキリンビールを美味しそうに飲み干されていた。「かいさん」もこの「じゃこてん」をお裾分けして頂いたが貰い物だったから余計に「実に美味しい食べ物」でした。(注:田上さんから聞いた話で詳しい事は知らないが、鹿児島の「さつま揚げ」があるように愛媛県ではこの「じゃこてん」が特産品で有名らしい)
 
[2004/05/29(Sat) 19:59]

 [437]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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昼食後松山ユースホステルへ向かい全ての荷物を預け、軽くしたロードサイクルでローディーな気分に浸りながら松山市内観光へと出かけた。まず松山中心街アーケードのある繁華街へ。殆ど熊本の「上通り」「下通り」しか知らない、文字通り「井の中の蛙大海を知らず」の「かいさん」としては、四国の方には甚だ失礼の段お許しを願って「四国・に・も・!こんな大きなアーケード街があったとは!」驚きであった。今回の四国一周で感じたこの一つには松山以外でも四国の各都市が大きく綺麗で活気に満ち溢れているように写ったことだ。やはり自分の目で見て確かめ、肌に触れて感じることの大切さと新鮮な気持ちにさせて頂いたことを改めて感謝したい。「まず現地に飛べ!」と言うことか!
綺麗なアーケード街を異様な服装をし、自転車を押して歩いる二人連れに向けられる視線を感じながら色々な思いを胸に通り過ぎていく
その後、神社側から小高い丘に建つ松山城へと自転車を押し上げ、途中、神様には申し訳なかったですが、「かいさん」小用が近く、堪え切れずに神社の裏側で「神様すみません!」とササに下肥を与え、その近くで「一円玉」をゲット!これも何かの縁!とあり難く頂く。松山城内から展望を楽しむ。
 
[2004/05/29(Sat) 20:04]

 [438]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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松山城の天守閣に登るのには有料のような気がしたので、ここは記念撮影のみ!熊本城周辺も現在復元修復中の工事が続いているが、松山城も石垣などの修復工事が行われており、帰路を今来た道では面白くないと言うことで別ルートを下りだしたら工事中で通行止め(-_-;)が、ここは自転車の勝ち!しかも軽い\(^o^)/自転車をひょいと持ち上げ遮断してある鎖を難なく越えて下って行くと、関所には工事の関係者らしき人が一人。「すんまっセン!熊本から来たモンで!(^^)!」と手形を示し、ここはVIP待遇で特別に開門して頂き無事通過。
 
[2004/05/29(Sat) 20:06]

 [439]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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次ぎは田上さんとしては黙って通過しては天罰が下るような「かいさん」は何も知らない秋山兄弟生誕の家を訪れる「田上さん談によれば昔、(本日天気晴朗なれど波高し…♪♪♪の電文起案者)」この名文だったら「かいさん」も前段は知っていて聞いたことがあり、今聞いても胸の高まりが「かいさん」じゃなくとも起きそうな名文だ。天気が晴朗ならば波も静かなように感じるが、ここが常人とは違うのかも!しかも戦時だ。日本語とは素晴らしい!!英語で行ったらどんな表現になるのだろうか、と思案してパソコンから引用して単語を並べてみたら「Today’s weather is fine but a billow…」大内さ〜ん!本当の英訳教えて〜!現在、この兄弟を建物と一緒に末代まで保存しようと立ち上がっている人たちにより、募金活動と共に建設工事が進められている)
写真を取りそこなったので文献より頂きました。
 
[2004/05/29(Sat) 20:36]

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その後16時松山ユースホステルに到着。ユースホステルにはコインランドリーが乾燥機付きで備えられており、今回初めての洗濯日だ。洗濯機と乾燥機を操作して下着から何やらまで全部洗濯機に放り投げ入れ後は自動でやってくれる。洗濯物は「かいさん」の物が田上さんのよりはるかに多い。気が付いたのだが、田上さんは寒さにも強く本当に薄着だ。寝る時も殆ど素っ裸同然なのだ。しかも毛布1枚かシーツのみを被って寝ておられた。「かいさん」と言ったら古い破けたGパンの膝から下を切った半パンツと長袖シャツをきてあるものの掛け布団を利用して寝ていた。洗濯機の蕎麦には付いていなくて良いので、この間を利用して、一度は行ってみたかった道後温泉本館に入浴に出掛ける。入浴料300円だったからか知らないが、我が故郷人吉の実家の近くにある物凄くひなびた、30年前にも見たことのあるような、破けた「広告のれん」が掛けてある温泉があるが、それとあまり変わらないのかな〜と思える位に、中に入ってみると普通の古びた温泉で趣はあったが,こんなものかと納得して出てきた。人吉の温泉も古びた点は負けないくらいに趣はあるが、違うとしたら湯温が高く「かいさん」には丁度良かった。
上の写真と比べないでね!(^^)!
それにしても秋山兄弟のような偉人は今の政界には…(-_-;)
 
[2004/05/29(Sat) 20:43]

 [441]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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ユースホステルに帰り、楽しい夕餉。食事中、この旅で始めての「お遍路さん」と同宿になる。70歳の老紳士と言った風貌で優雅な「お遍路」の旅をされているらしく、本日は松山観光の日と決めておられ、我々のように毎日NHKの天気予報を気にする様子も無く、本当にマイペースの旅を続けられているようだ。この方が「参ったナ〜!」とこぼされたのは5月始のゴールデンウィークの時だそうです。通常はその日に着いた処で宿探しをされていたそうですが、この時ばかりは本当に困られた様子で、「兎に角軒下でも貸してもらいたい」心境だったそうです。その点我がリーダー田上さんは違います。明日の目的地が決まり、宿泊所もきちんと決めてからの行動は、サブリーダーの「かいさん」としては、もう安心して旅が出来るというものです♪処でNHKの天気予報によれば、「明日の天気は問題なし」のお墨付きです\(^o^)/だが週間予報によれば、これから先の旅に暗雲の兆しが(-_-;)
定例の「作戦会議」を招集し、議題「明日の予定はしまなみ海道を生口島までとなっている」がどうか!意見を求む!!
ここは作戦部長としてのキャリア十分の田上さん!天気の良いうちに「しまなみ海道」を終点(始点?)の向島まで走っておこうと作戦変更を提案!「異議なし!」
 
[2004/05/29(Sat) 20:48]

 [442]Re: 四国一周サイクリングの旅 (第二ステージ) かいさん  
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明日の長丁場になることを承知して眠りに就く「オヤスミナサイ!」ZZZZZZZZZ!
写真は「犀の浜付近か夢うつつ」
午後9時過ぎベッドイン!!
第二ステージの記録
走行距離:81.6km
走行時間:4時間38分
所要時間:8時間15分
所用経費:13,365円(昼食代875円、洗濯代330円、道後温泉300円、牛乳100円、宿代4,935円)
 
[2004/05/29(Sat) 21:56]















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