緑川流域の石橋めぐり

走行日:2001年8月26日 走行距離:100Km

緑川流域に多く点在する石橋。今回は御船、矢部と国道445号で、それから国道218を戻ってくる時計方向でのルートを走ってみました。
下鶴眼鏡橋(しもづるめがねばし) 御船町(みふねまち)
熊本市より国道445号線で東へ約16Kmで御船町。
さらにまっすぐ5,6Km行くと道がカーブしたところにある。
右側の橋が国道上のもの。左が石橋。駐車スペースも充分ある。
緑川の支流御船川、その支流の八勢川に架かる橋。
1886年(明治19年)、名石工橋本勘五郎・弥熊父子によって
4年の歳月を費やして架設されたもの。
この二人、東京の二重橋や日本橋も手がけていたというからすごい
金内橋(かなうちばし) 矢部町(やべまち) 
国道445を更に進み金内のバス停付近。
橋の後ろの建物は金内郵便局。
近所の子供たちは水遊び。
橋の上には車が止めてあるし未だ現役って感じの石橋でした。
駐車スペースは路上に適当にってとこですね。

御船川の支流上鶴川に1850年架設。
夕尺橋(ゆうじゃくばし) 矢部町(やべまち) 
国道445を少し行くと道の右側に案内が。
そこから草むらの道を入りこむとありました。
すごくかわいらしい石橋です。

駐車スペースは道の左側を少し行ったところにあるので
そこから歩くといいでしょう
通潤橋(つうじゅんきょう) 矢部町(やべまち) 
矢部の町中を過ぎてすぐ。
あまりに有名だから説明もいらないでしょう。
1854年架設。高さ20.2m、長さ75.6m。

駐車場のところに物産館「虹の通潤館」と食事処「いしばし」が
ある...のは知っていたけどいつの間に道の駅になったのだろう。
これは知らなかった。

石橋じゃないけど... 
矢部町の新名所「鮎の瀬大橋」めざして
石橋にもちょっと飽きてきただろうから別の橋でもお目にかけましょう
途中の道はこんな感じ。結構いい感じの走りやすい道。
行き先案内の看板が要所要所に出ていて、矢部町が通潤橋に次ぐ
観光の目玉にしようとしている姿勢がひしひしと伝わってくる
見えてきました。
遠くから見ると橋と言うより
タワーという感じ。

近づくと吊り橋のケーブルでした。

平成11年8月に開通。
橋長390m、幅8m

橋を渡りきったたもとには
物産館(鮎の瀬交流館)もある。
ほとんどの人がここから引き返して行くが自転車乗りは更に先を行く。
県道153号はこんな感じ。
森林浴をしながら次の目的地「内大臣橋」まで
視界が開けてくると緑川の上流の景色。


やがて内大臣橋が見えてきた。
昔はたしか赤色だったのにねぇなどと思いながら
たどり着いて案内板の説明で納得。
最近淡い藤色に塗り替えたみたい。

昭和38年架設。
長さ199.5m、高さ88m、幅5.5m
内大臣橋をわたると砥用町。
国道218に合流するため山道を更に進む。
緑川が眼下に流れる。
霊台橋(れいたいきょう) 砥用町(ともちまち) 
国道にでて5Kmほどで霊台橋。
ここも有名。
緑川の船津峡にかかる。

弘化4年(1847)架設。
全長88m、高さ16m、幅5.5m

付近は公園。駐車場もあり。
馬門橋(まかどばし) 砥用町(ともちまち) 
中央町との境界、国道218号の馬門橋のすぐ下にある
案内はあるがちょっとわかりにくい。
小道を下っていくとしばらくして見えてくる。自転車でも途中まで
あとは歩き。
付近に駐車場はない

1828年架設。緑川支流の都留川に架かる。
二俣五橋(ふたまたごきょう) 中央町(ちゅうおうまち)
L字型の橋。
左は釈迦院川
右は都留川 に
それぞれ架かる。
ここが二つの川の合流地点
になるためこんな珍しい橋が
出来たのだろう。

写真左の奥が駐車場。
公園があり川遊びもできる。
山崎橋(やまざきばし) 豊野町(とよのまち) 
豊野村 じゃなくて
去年、町に昇格した豊野町。

何でもない畑にぽつり
橋のたもとでおじさんが草刈りをしていました。

これまで見てきた石橋は上がフラット
なのが多かったけど、これは山なりの橋です。
緑川支流の浜戸川にかかる
下鶴橋(しもづるばし) 豊野町(とよのまち) 
霊台橋と同じ年に作られたそうな。

撮影ポイントは現在の安見橋。
それと比べてだいぶ高い位置にあるのが
わかる。

これまた、山なりの橋です。
緑川支流の浜戸川にかかる

あとは家路に向けてぽしゃ走り。(終わり)


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