五家荘(ごかのしょう)

走行日:2001年9月23日  走行距離:142Km(二本杉峠を含む)

紅葉の時期には多くの人でにぎわう 五家荘(ごかのしょう)
平家落人伝説がある五つの集落の総称であるが
今回はこれらの集落にアプローチしてみようと熊本の秘境を走ってみた。

まずは五集落の由来から。
藤原氏によって菅原道真が太宰府にながされたのが901年。
道真の子孫が左座と改名し、藤原氏の追討を避けてこの地に入った。
兄が住んだのが仁田尾、弟が樅木
また、1185年 壇の浦に破れた平清盛の孫三人が落人として緒方の姓を名乗り、
それぞれ久連子椎原葉木に住んだ とされる。

二本杉峠をスタート。

国道445号を南下。
道幅も広く緩やかな下り

ゆっくりと走っていると左から
パカパカという音が...
ん?
次の瞬間、目の前を黒い物体が
横切って行った
 
し、鹿!
天然記念物のニホンカモシカが
生息している話は知っていたが


やがて道幅は狭くなり五家荘
らしい雰囲気になる。
二本杉峠から南への広い道
道幅が狭くなり五家荘へのイントロという感じ
  ←4Km
葉木(はぎ)  
葉木への途中から下に見える国道445号  
最初の集落が葉木。
途中から下を見ると国道445が
小さく見える。

京丈山(きょうのじょうやま)の
登山口過ぎてあと1Kmで工事中
迂回路をたどって行ったらまた
国道445号に出ちゃった。

やっぱり五家荘は秘境だ。
容易にはたどり着けない。





梅の木轟公園の吊り橋
  国道445号沿いにある
梅の木轟公園吊橋。
橋長が116m

橋を渡ってしばらく行った先には
梅の木轟がある。轟(とどろ)とは
この地方で滝のこと
 県道159号 ←7Km
樅木(もみき)  
樅木の吊り橋   二番目の集落、樅木まで。
ここもまたすごい山道
道幅は狭いし自転車といえども
対向車が来るとビビッちゃう

奥にも吊り橋   やっとたどり着いた樅木の吊橋
手前があやとり橋、
奥がしゃくなげ橋 と2本あって
周回コースで楽しめるように
なっている
また本線に戻って平家トンネル。
このあたりは道幅が広くなって
いるが油断するとまたすぐに
狭くなってしまうのが五家荘
平家トンネル
   
6Km→  県道52号
  仁田尾(にたお)
県道52号にそれて山道を行くと
左座家(ぞうざけ)。

あと3Kmほど行くと、
高さ70mもある「せんだん轟」に





左座家
   
椎原(しいばる)  
緒方家
←国道沿いにある緒方家
  椎原の中心部 椎原の中心部
ガソリンスタンドや郵便局がある。

五家荘ではこれが珍しい風景
県道247号 ←4Km  
久連子(くれこ)  
久連子への分岐点   片道4Km...
そろそろ帰りが心配

行くべきかやめるべきか?
悩んだ時はあっさりと止めて
家路を急ぐことにする。
そばを流れる川辺川 狭い道幅の国道445号 久連子川が合流した川辺川
を眺めながら進む。

道は狭いけどこれでも国道445
橋から先は五木村。
右は県道247号 久連子落合線

子別峠越えて久連子と泉村役場
近くまでを結ぶ。
五家荘の終わり 子別峠へと続く県道247号
  これから12Kmの登り
子別峠(996m)越えないと
家まで帰れない

終わり

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